日曜劇場 アンチヒーロー最終回感想を語ってみた ※ネタバレあり

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どうもぺんすけです。

今期の日曜劇場アンチヒーローの最終回が終わりましたね。

最近テレビドラマに触れていなかったのですが久しぶりに全話ドラマを見ました。

自分の備忘録も兼ねて最終回を見終えた後の作品の感想を語っていこうと思います。

アンチヒーロー最終回の感想  ※ネタバレあり

アンチヒーローの最終回の感想としては、
悪の伊達原検事が裁かれて良かった!という普通すぎる感想と
もうひと波乱、サプライズ感がほしかったなあという感想です。

木村佳乃さんが演じる緑川検事が実は主人公の仲間だったのが最大のサプライズという狙いだったのだとは思いますが…

さすがに木村佳乃さんが最初から最後まで悪役の子分で終わるだけのキャスティングではないでしょと
薄ら感じていたのでこの展開が読めちゃいましたね…。


最終回の一番の見どころとしては明墨弁護士と伊達原検事正の最終決戦の裁判のシーンですが
このシーンに関しても思ったよりは見応えはなかったのかな…と。
主人公が悪を倒して終わり!はい順当!みたいな感じで終わった印象です。

個人的に今作品のような、いわゆる「正義が悪を倒す」ドラマでは悪役のキャラにも感情移入できる部分が欲しいと思っています。
今作で言うと、悪役の伊達原検事の現在に至るまでの背景にフォーカスするシーンがあっても良かったのかなあと思います。

伊達原検事の信じる正義の部分がもう少し深く読み取れると
主人公と悪役、お互いに譲れないものがあるが故の白熱感が出て、
決着をつける裁判のシーンがより重厚なものになっていたのではないかな…と思いました。


そして最後にもう一つ、残ったモヤモヤが「真犯人はわからずじまいだった」ことですね。

これに関しては番組プロデューサーの方のインタビュー記事がありました。
その記事の中で真犯人の設定に関してお話がありましたので
気になる方はぜひ調べて読んでみていただければと思います。

自分としては、最終回で真犯人をきちんと出してほしかったな…と思います。
見終わった後のすっきり感はあまり得られませんでした。

ただし、作品のテーマとしての冤罪問題に関して作品中での解決はできたので真犯人を暴く必要はなかったのかもしれません。


次に、ここからはアンチヒーローを全話見終えたうえでの
作品全体のトータルの感想を話していこうと思います。

アンチヒーロー トータルの感想① 主演の長谷川博己について

主人公の明墨弁護士を演じた主演の長谷川博己さんの演技がとても良かったなあと思います。

冷徹で心に闇のあるような雰囲気、その中にも感じ取ることのできる人間味の部分だったりがとても引き込まれる主人公でした。
裁判中の長尺で強い言葉と表情で話すシーンも見応えがありましたね。

過去に長谷川博己さんの出演している作品の中では『家政婦のミタ』や『シン・ゴジラ』などが思い浮かぶのですが、
だんだんと演技の魅力が増しているような印象です。

次に長谷川さんが主演する作品もぜひ見たいと思います。

アンチヒーロー トータルの感想②野村萬斎さんの悪役について

悪役の伊達原検事正を演じた野村萬斎さんについては、自分の中で「悪役の香川照之さん感」がずっとチラついていました。

日曜劇場あるあるかもしれませんが、悪役にクセを出しすぎる演出はどうなんでしょうか。
それも含めて楽しめということかもしれませんが(笑)

とはいえ萬斎さんの独特な抑揚のある話し方や表情は味があってよかったなと思います。
証拠映像が入ったディスクを踏み潰すシーンはとても面白かったです(笑)

アンチヒーロー トータルの感想③主題歌と作中音楽が抜群に良かった

音楽に関して、特に素晴らしかったと思います。

まず主題歌に関して。
miletさんの「hanataba」という曲です。聞くと思わず何度か泣きそうになりました(笑)
すごく作品にマッチしていたと思います。名曲でした。

次に作中のメインテーマについて。こちらもすごく良かったと思います。
作品の重厚感を感じることができました。

作中のメインテーマを手がけていたのが梶浦由記さんという方です。

この方、自分の好きなアニメ作品である『魔法少女まどか☆マギカ』のメインテーマも手掛けている方
でして、エンドロールで名前を見たときにテンションが上がったんですよね…(笑)

まどマギの作中音楽もめちゃくちゃいいですし、
梶浦さんは他にも有名作品の音楽を担当されているので
気になる方はぜひチェックしてみてください。

アンチヒーロー トータルの感想④続編については…

上記でも言及した番組プロデューサーのインタビュー記事の中では続編の可能性についても語られていましたのでぜひ調べてみて欲しいです。

記事を読んだ僕の主観ですが、続編の可能性は十分あると思います。

ですが、続編があったしてどのように風呂敷を広げるのでしょうか…
ちょっとイメージがつかないですね。

まさか伊達原検事をリバースさせるわけにはいかないはずなので
新しい悪役を設定するのだとは思いますが…

少なくとも自分としては
今作品の糸井一家の事件の真犯人を突き止める展開はほしいところです。

続編については確定情報がないのでわかりませんが、
もし制作されるのであれば見たいですね。

まとめ

アンチヒーロー、個人的に大満足の最終回とは言えませんでしたが、
全体を通じて、面白い作品だったと思います。

特に長谷川博己さんの演技と主題歌・音楽が印象に残りました。

まだ作品を見ていない、興味のある方はぜひTVer等でチェックしてみてください。


これからも当ブログではぺんちゃん夫婦がさまざまな「〇〇してみた」を記事にして発信していきます。よろしくお願いいたします。

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